絶対にやりたくなかった事(1)

先のブログの続きですが、「来てくださった方々には、出来る限りの礼を尽くしたいと思っている」。その内の1つが「藤森組飲み会」だったりした訳ですが、新型コロナで様相も様変わりし、開催不能になりましたし、正直言えば、今日舞台に出ている人間が、参加者を募り、人数を計算し、店を予約し、会を仕切るのはどんなものなんだろう?という疑問も、年齢的な疲労からも再考時期に差し掛かっていました。でもまだ、皆さんが喜んでくれるなら、との気持ちでは動けたのですが、お誘いしても「今日はどうしようかな?」とか「今日はやめときます!」とか、単なる飲み会の返事の場合の俺って・・・。

長い前置きになりましたが、それを踏まえて、今回の大病の事を、何某かの形で当初にカミングアウトしていたら、恐らく皆さんは「ガンバってください!」「応援しています!」と言ってくださったと思います。逆に言ってくださる事が無かったかも?それも怖いけど!(-_-;)

そんな強制の様な事は絶対にしたくなかったのと同時に、こんな仕事ですから、アンチだって絶対に存在する訳で、そんな人達に「ガンバってください!」と言われながら、本心では実は愉しんだりされたら絶対イヤだ!という卑屈な気持ちも満々にありました。それは、「舞台、ガンバってください! 行けないけど応援しています!」と、行ける人間に言われるのは傷つくし、俺にとっては同義語だからなのです。